■コンクリート補修工事について
コンクリート構造物は経年での劣化や老朽化が進むと、ヒビ割れ・浮き・剥落・爆裂などの不具合が発生します。そこで外観調査や打診調査などを行い、コンクリートの剥離や剥落の原因を確認した上で補修を行う必要があります。
このようにコンクリート補修工事の概要としては前述した通りですが、補修工事では様々な工法が用いられ、それぞれの箇所で最適な施工が行われます。
○防水・止水工事
コンクリート構造物では、コンクリートのヒビ割れや打継ぎ部から漏水が生じる可能性があります。美観の損失、住環境の低下、鉄筋腐食による耐久性の低下につながってしまうため、防水工事や止水工事を行う必要があります。
○クラック注入工事
0.2mm以上のヒビ割れに樹脂系またはセメント系の材料を注入する工法で、コンクリートには欠かせない補修工事です。防水性と耐久性の向上はもちろん、コンクリート躯体の一体化を図ることも可能なので、構造体に発生したヒビ割れの補修方法としては非常にポピュラーな方法です。
○コンクリート化粧仕上げ
補修後のむき出しのコンクリート面は、補修痕が目立つため、見栄えが悪く景観を損ねます。そこで行われるのがコンクリート化粧仕上げ(意匠的にコンクリートの素材感を見せる)です。コンクリート化粧仕上げは、『キクスイSA工法』を用いて施工いたします。
■キクスイSA工法について
コンクリートの持つ素材感や質感を生かしながら、さらに高耐久なクリヤー仕上げにより、酸性雨や中性化などの劣化原因から、コンクリート構造物を保護する目的で開発された完全水系塗装システム。
▼使用仕上材
・SA工法~サステナビリティ・アクア~
コンクリートと同質の無機系材料を用いることで、コンクリートの質感を損なわずに、持続可能な高耐候・高耐久の仕上げを可能にした、完全水系の仕上材。
▼様々な工法があります
・SA工法(ふっ素仕上げ)<水系ふっ素コンクリート仕上げシステム>
・SA工法(シリコン仕上げ)<水系シリコンコンクリート仕上げシステム>
打放しコンクリートの質感を損なわない、下地補正から仕上げまでの一貫したシステムであり、地球に優しい完全水系システム工法。コンクリートを保護する優れた塗膜性能があります。
▼用途
一般建築物の内外装/コンクリート保護/コンクリートの美観向上
■その他
これらのコンクリート工事に付帯する左官工事、塗装工事も対応可能です。お気軽にご相談ください。
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